皆さんこんにちは
昨日ニュースを見て驚きました!アパッチが墜落したというじゃありませんか!
しかし、AH-64と言われても皆さん「なんじゃそりゃ?」って感じじゃないでしょうか?
軍用ヘリコプターってことしかわからなかった方も多かったんじゃないかと思います。
今回はAH-64「アパッチ」について説明していきたいと思います。
この度の事故でお亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。
自衛隊ヘリコプター AH-64D「アパッチ」 攻撃ヘリコプターとは
もともとはアメリカ陸軍が1960年代から攻撃ヘリコプターの開発を検討していましたが、空軍の強い反対によって実現せず、汎用ヘリコプターのUH-1「イロコイス」に武装を施すという計画になりました。
ウィキペディアより引用
米軍のUH-1
しかし、武装を施したことによる重量増のせいで速度や生存性の低下など問題が発生しました。
ベトナム戦争の情勢が悪化する中、当時のベル・ヘリコプター社が独自に攻撃ヘリの開発を進め、最終的にAH-1「コブラ」が正式採用され1967年から運用が始まりました。
機首下には20㎜ガトリング砲が装備されており、機体にある4つのパイロンでミニガンやロケット弾など多彩な兵装を700㎏まで搭載できます。
AH-64「アパッチ」とは
ウィキペディアより引用
AH-64は、AH-1の後継機として1976年にアメリカのマクダネル・ダグラス(現ボーイング)社によって開発されアメリカ陸軍で採用されました。
全長17.76m、航続距離は490㎞、最高速度293㎞
固定武装として、機首下にはM230 30㎜チェーンガンが装備され、対戦車ミサイルや空対空ミサイルなどを装備できます。
今回墜落したAH-64D「アパッチ・ロングボウ」はAH-64の強化派生型で、見た目の大きな違いとして、メインローター上の「ロングボウ・レーダー」が挙げられますね。
これによって大幅な能力向上が図られ、世界中の国々で使用されています。
最後に
日本での配備状況ですが
AH-1・・・90機
AH-64・・・13機
本来62機の調達予定でしたが13機の調達で終了となりました。
今回はパイロットの方が亡くなられました。
非常に残念な結果ですが、事故を減らすことはできてもゼロにはできません。
今回のような事故がまた起こらないことを祈ってやみません。