こんにちは、ベルです。
今回はスピンオフ作品「シュヴァルツェ・スマーケン」でも活躍したアメリカ海軍の誇る「F-14 トムキャット」です。
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マブラヴオルタネイティヴ【F-14トムキャット】アメリカ海軍が誇る新世代戦術機
アメリカ海軍の戦力増強のために、1982年から配備が始まった艦載戦術機です。
米国政府は、建造中だったニミッツ級空母2番艦以降を1個大隊(36機)程度を運用できる本格的な戦術機母艦へと設計変更します。
それにともない、グラナン社に対して新型艦載戦術機の開発を発注。
失敗作とされたF-11のリベンジを果たすべく、多数の意欲的な設計を盛り込みます。
新型装甲材による機体の軽量化
オペレーション・バイ・ワイヤによる機体制御
(オペレーション・バイ・ワイヤ、元ネタはフライ・バイ・ワイヤ)
後に第2世代と呼ばれる戦術機理論を搭載します。
さらに跳躍ユニットに可変翼を搭載することによる機動性の確保。
複座式のコックピットによる衛士(パイロット)の負担軽減
これらの様々な新しい試みを盛り込まれた「F-14 トムキャット」は、設計段階から100機を超える受注を受け
1981年11月に量産1号機が海軍に引き渡されます。
引き渡しセレモニーの際には、海軍において戦術機の父と呼ばれるラスコー・ヘレンカーター提督が
「F-14の登場によって、これまでの戦術機は一夜にして旧式兵器となった」
という賛辞を送っています。
こうしてグラナン社が誇る最新鋭艦載戦術機「F-14 トムキャット」が配備されました。
マブラヴオルタネイティヴ【F-14トムキャット】圧倒的火力を誇る「AIM-54フェニックスミサイル」
F-14に求められる主な任務は「海岸線付近のBETA掃討と橋頭堡の確保」
その目的を達成するために開発されたのが”フェニックスシステム”とよばれる長距離誘導大型クラスターミサイルです。
1機につき両肩に合計6発搭載
1個中隊(12機)からの一斉発射合計72発によって、レーザー属種を含めて3000~5000体ほどのBETAに打撃を与える火力を発揮します
マブラヴオルタネイティヴ【F-14トムキャット】どうしようもなかった欠点
F-14の欠点はなんと言ってもコストです。とにかく高いのです。
強力な火力を持つフェニックスですが、電波誘導・自律誘導を行うために小型レーダーと受発信機とCPUが組込まれているため、1発当たりのコストが非常に高価。
フェニックスを運用するF-14にも専用の火器管制システムが必要とされ、F-14本体も独自規格のパーツが多くコストを引き上げる要因となりました。
結局アメリカ海軍はこの膨大なコストに耐えられず、主力の座を「F-18 ホーネット」に奪われることになります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回はF-14の紹介でした。
アニメでは「シュヴァルツェスマーケン」で活躍しましたね。
実はアニメ「トータルイプリプス」の第2話にもほんの少しだけ登場しています。
現在はSteamなどでも販売されてますので、気になった方はぜひ!
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